チーかま55周年

 1970年発売の「チーかま」は、おかげさまで発売55周年を迎えました。

 「チーかま」は、弾力豊かな食感のかまぼこに、チーズメーカーと共同開発したチーかま専用チーズを加えた、チーズ入りかまぼこの元祖です。

 「魚」に「チーズ」という良質なたんぱく質が得られる栄養面も、時代を超えて人々の健康を支え続けています。


◆チーかまの誕生とこれまで

・チーかまの誕生

 チーかまの開発は、当時の研究員が、ドイツのソーセージに関する文献資料にソーセージの中にチーズを入れたものがあることを知り、日本の伝統的な食品である「かまぼこ」にうまく応用できないかと試行錯誤して誕生した、チーかまの前身商品である「おらが幸」に始まります。

 おらが幸は「お魚」と「チーズ」の栄養が摂れるという評価で小学校の給食に採用されましたが、当初は板状のものだったということです。それを、食べやすいよう形をスティック状に改良した際、名称もあらため、1970年に「チーかま」が誕生し、学校給食で親しまれるようになりました。

・「チーかま」商標登録

 1975年には、商標登録を行っております。
 現在も各社チーズ入りかまぼこを販売されていますが、「チーかま」と呼べるのは丸善だけなのです。

・スーパーマーケットや一般小売店にも販売がひろがる

 1975年からは小売店での販売も拡大していまいりました。

・コンビニエンスストアでの販売がスタート

 1985年には、コンビニエンスストアのおつまみ売場で採用され、食べ応えのあるサイズも展開してまいりました。

・記念日登録「11月13日はチーかまの日」

 2019年には、丸善の「チーかま」をさらに多くの人に味わってもらうことを目的として、日本記念日協会に「チーかまの日」の記念日登録を行いました。

 11月11日が「チーズの日」、11月15日が「かまぼこの日」と言われていることから、その中間の日の11月13日を「チーかまの日」に設定いたしました。

・「日本ネーミング大賞2023 レジェンド賞」受賞

 2023年には、長きにわたり愛され、偉大な功績をあげたネーミングと認められ、日本ネーミング協会「日本ネーミング大賞 レジェンド賞」を受賞しました。

  日本ネーミング協会 WEBサイト

・おかげさまで55周年

 発売から今日まで、様々な形態やバリエーションを揃え、多彩なチーかまを展開してまいりました。



◆チーかまの「かまぼこ」の秘密

 チーかまは、厳選したすけそうだらのすり身を使い、弾力豊かな食感と歯ごたえを作り上げています。

 また、2025年3月3日発売の新商品の新たな取り組みとして、製品パッケージにアラスカシーフードマーケティング協会の「アラスカシーフード」のロゴ表記を導入しました。

天然のおいしさを、アラスカから。|アラスカシーフードマーケティング協会

●100%天然 おいしい アラスカ産シーフード
 チーかまの主原料の「魚肉(たら)」は、アラスカの天然の魚「すけそうだら」のすり身を使用しています。

●サステイナブル
 チーかまの主原料の「魚肉(たら)」は、環境や社会的責任に配慮し、長期間継続可能なアラスカのすけそうだら漁業で漁獲されたものです。




◆チーかまの「チーズ」の秘密

 チーかまのチーズは、チーズメーカーと共同開発した、チーかま専用のチェダーチーズになります。

 一般的なチーズは、レトルト加熱時の120℃のような高温下では、溶けて形が変形してしまいます。
チーかま専用チーズは、製造過程の高温でも溶けず、形をとどめます。それでいて、口の中で程良くとけるような設計になっています。



◆「チーかま」という発明

「かまぼこ」と「チーズ」が組み合わさり、プラスαの価値が生まれています。

★常温保存ができるから、携帯しやすい!
★常温保存ができるから、ストックしやすい!
★スティック状で、手を汚さずに食べやすい!
★調理不要で、お魚のたんぱく質やカルシウムを手軽に摂れる!
★プリッと食感のかまぼこと、程良いくちどけのチーズの調和!

これからもお客様のニーズにお応えしながら、食の「おいしさ」を追求し続けてまいります。