チーかまができるまで

チーかまの主原料となるスケトウダラは、鮮度が良いうちに冷凍すり身にされます。

仕入れ原料が品質規格に適合しているか厳密に検査し、搬入します。

サイレントカッターという機械で解凍したすり身と食塩、調味料などの練り合わせを行います。すり身に食塩を加えて練り上げる「塩ずり」は、しなやかで歯切れの良いかまぼこを作る上で大事な工程です。その後、練り肉を裏ごしし、さらにマグネットフィルターを通すことで異物を取り除いた後、チーズを加えます。

自動的にケーシングフィルムに定量充てん・クリップする機械でケーシング(袋)詰めにします。

レトルト釜で高温加熱殺菌を行うことで、常温でも保存できる製品となります。チーかまのチーズは、熱で変形せず、口の中でとろっと溶け出す専用仕様です。

加熱殺菌後、すぐに冷却を行います。製品の表面や両端のクリップ部分の水分を完全に乾燥させるために、乾燥機に通した後、倉庫で一時保管します。

製品の歪みや曲がり等の不適格品を取り除き、さらにケーシングフィルムに微細な穴(ピンホール)がないかをピンホール検査機で全数検査します。

検査が終わった製品に外装紙をかけ、賞味期限を打ち込みます。また、さらにここで製品に鉄粉が混入していないか金属探知機で検査します。

重量の軽いもの、重すぎるもの、本数が少ないものなど規格外の内容量の製品を選別し取り除きます。

ダンボール箱に製品を詰め、賞味期限を印字します。

お客様の注文に応じ、製品を出荷します。