ホモソーセージ 70周年
1954年発売の「ホモソーセージ」は、おかげさまで発売70周年を迎えました。
~伝統の味を素(そ)のままに~
ホモソーセージは、主原料の「魚種」にこだわり、丁寧に混ぜ合わせるホモジナイズ製法で、豊かな弾力となめらかな食感に仕上げた魚肉ソーセージです。
素材の味わいを生かす味付けと長い歴史が培った製法・技術で作り上げています。
70年間、変わらない味(食味食感を軸にした品質)・変わらない装い(パッケージデザイン)を守り続けてまいりました。
~ホモソーセージは、ホンモノのソーセージと言われるようにありたい~
昭和生まれの「ホモソーセージ」は、平成、令和と移り変わる時代の中で数々のご縁に恵まれ、みなさまのご家庭に登場の機会をいただきました。
一般的に、長く続くものに対して「ホンモノだね」と評価をいただくことがあるかと思います。
時を経ても古びることなくきらめきを持つものや、長きにわたり継続する意思そのものにこのような評価をいただけると我々は考えております。
「ホモソーセージも価値あるホンモノでありたい」という思いを胸に、これからもお客様に寄り添う姿勢で、伝統の味「ホモソーセージ」を食卓へお届けしてまいります。
- ホモソーセージの軌跡
1954年(昭和29年)、丸善はまぐろを主原料とした魚肉ソーセージの製造を開始しました。
当時の調味方法は、現在にも継承されており、香辛料をなるべく控えめにし、魚の味を活かした味付けを守り続けています。
昭和40年代から、主原料としてすけそうだらを使用するようになり、原料の特長を活かしてかまぼこのような弾力を追求し、その食感は現在も特長としています。
現在でも、豊かな弾力のすけそうだらを基調に、魚の旨みを持つ鮪を加えることで、ホモソーセージならではの味わいを表現しています。
また、ホモソーセージに使用している「豚脂」は、ひとつずつ人の手で検品し、工場でミンチにして生地に混ぜ込んでいます。
ほのかな自然な甘みを生み出すために、昔から手間暇を惜しまないこだわり製法のひとつです。
- おすすめの食べ方
ホモソーセージは、素材の味わいを生かす味付けをしています。
まずは、そのまま食べていただき、豊かな弾力とお魚の風味をお楽しみください。
また、香辛料をなるべく控えめにしたやさしい味付けのため、様々な料理に合わせてお使いいただけます。
お魚のソーセージのホモソーセージは、手間のかかるお魚の下処理から調理までの工程は必要ありません。
手軽にお魚のたんぱく質を摂取できるので、忙しい朝にも大活躍です。
おむすびの具に使用すれば、食べ応えのあるホモソーセージのおむすび「ホむすび」が簡単に出来上がります。
ホモソーセージが世代を超えて愛される商品であり続けるよう、これからも一本一本丁寧に作り続けてまいります。