チーかま「日本ネーミング大賞2023レジェンド賞」を受賞しました

この度、株式会社丸善の「チーかま」は、一般社団法人日本ネーミング協会主催の「日本ネーミング大賞2023」において、「レジェンド賞」を受賞しました。

チーかまの50年以上の歴史とともに、「長きにわたり愛され、偉大な功績をあげたネーミング」と評価をいただけたことは、大変光栄です。
日頃よりご支持を頂いている、消費者のみなさまや流通業界のみなさまのおかげでもあり、感謝申し上げます。
「チーかま」が名実ともに愛され続けるよう、これからも弛まぬ努力と挑戦を積み重ねてまいります。



■チーズ入りかまぼこの元祖「チーかま」

丸善の「チーかま」は、弾力豊かでプリプリの食感のかまぼこに、チーズメーカーと共同開発したチーかま専用チーズを加えた、チーズ入りかまぼこの元祖です。
現在は、全国のスーパーマーケットやコンビニエンスストア等、身近な小売店で販売されており、1970年の発売よりおかげさまで50年以上ご愛顧いただいております。
「魚」に「チーズ」という良質なたんぱく質が得られる栄養面も、時代を超えて人々の健康を支える存在であり続けています。


■ ネーミングの由来
「チーかま」は、「チーズ」と「かまぼこ」の頭文字から付けたネーミングです。
チーかまの開発は、当時の研究員が、ドイツのソーセージに関する文献資料にソーセージの中にチーズを入れたものがあることを知り、日本の伝統的な食品である「かまぼこ」にうまく応用できないかと試行錯誤して1968年に誕生した、チーかまの前身商品である「おらが幸」に始まります。1969年に「おらが幸」が小学校の給食に採用され、1970年には食べやすいように形をスティック状に改良した際、子どもでも親しみやすいよう名称を「チーかま」に変更し、現在に続く「チーかま」が誕生しました。



■ 「日本ネーミング大賞」

日本ネーミング大賞は、ネーミングの重要性を広く社会に発信することで、ネーミングの質と価値の向上を図り、生活文化をゆたかにし、 産業の発展に寄与することを目的に賞賛すべき優れたネーミングを選出・表彰する年に一度のアワードです。

「レジェンド賞」は、すべての受賞対象の中で、長きにわたり愛され、偉大な功績をあげたネーミングと認めるものに授与されます。

モノやコトには、必ず「ネーミング」があります。
ネーミングは、モノやコトが世の中に生まれ出るための羅針盤であり、 命を与える存在です。
消費行動は理性だけでなく感性的な判断基準があると言われるように ネーミングの良し悪しは商品・サービスの売り上げに大きな影響を与えます。

つまり、モノやコトは優れたネーミングと出会うことで、 新たな価値や変革を生み出し、文化の発展にもつながっていきます。

また、経済のグローバル化によって、世界に通用する国際競争力のあるネーミングや 商標権の重要性はますます高まっています。
(2022年度の商標登録出願数は、170,275件で、1日に約460件程度出願)

日本ネーミング大賞公式サイト:https://j-naming-award.jp/